2018年1月31日水曜日

苔テラ管理あれこれ たまに換気してみよう


苔テラ管理あれこれ
今回は換気についてのお話しです。

販売しているとよく聞かれる「窒息しないんですか?」

密閉したままでも、空気が足りなくなって枯れてしまうということはありません。

道草が育てているテラリウムでも、
完全に密閉した状態で約2年経過したものがあります。


通常販売している容器は、多少通気があるのと、
2~3週に一度水やりしていただくときに、
フタを開けるのでその時に空気が入れ替わっています。


ただ、コケをテラリウムで育てていると、
どうしても細くひょろひょろと育ってしまいがち。



少しゆとりのある時は、一日5分間程度で良いので換気してみましょう。
コケが丈夫に育つようになります。



出来れば、エアコンなどで乾燥しているときより、
空気にシットリ潤いあるときの方が良いです。



食後のコーヒータイムにコケを眺めながら換気するってのも良いです。
お酒を飲みながらだと、うっかりそのまま寝てしまいそう。。。




換気することで、容器内の二酸化炭素濃度の調整と、
調湿してあげる効果があります。



換気は密閉度が高く曇ってしまう容器で育てている場合に、
特に効果があります。



手間が少なく、気軽に育てられる苔テラリウム。
コケとの暮らしに慣れてきたら、
ひと手間加えて、
より良い暮らし方を考えてみよう。



ホームページの育て方解説もあわせて参考にして下さい。





2018年1月22日月曜日

苔テラリウムワークショップ @山梨アトリエ


久々に山梨のアトリエにてワークショップ企画します。

試験管容器に苔を植えて、生きた標本のように育てる試験管苔テラリウム。今回は2種類のコケを使って、2本の試験管を作製します(ヒノキゴケ、シッポゴケ、ホウオウゴケ、コツボゴケよりお選びいただきます)。☆作品は試験管立てがなくても自立します。
始めて作製する人でもご参加いただきやすいよう、コケの基礎からお話しいたします。


◆+200円で吊り下げタイプへの加工も可能です。


◆参加の方には専用試験管立てを割引価格で販売いたします。溶岩石着生苔石シリーズなど新作作品も展示販売いたしますので、色々物色したい人におススメです。

◆育てているコケの栽培相談やメンテナンスについても、ワークショップ後に承ります。

【日時】2018年2月6日(火曜)13:00~14:30
【場所】道草山梨アトリエ 山梨市上神内川1171-8鶴田ビル1F
https://goo.gl/maps/DKczvNvpQHv(Google map)
【費用】3,240円(税込み)
【予約】こちらの入力フォームよりお申し込みください。



2018年1月18日木曜日

冬でも虫注意です


冬でも虫注意。

春や夏は虫がいる前提で作るので、結構注意するのですが、
冬も小さな虫がコケの間に隠れていたり、
タマゴの状態で過ごしていたり、、、

油断したぜ。

今回の犠牲ゴケはコウヤノマンネングサ。


コケに、緑っぽいツブツブが付いていたり。




まだ緑色の葉が無造作に落ちていたりしていたら、
要注意!!

犯人探して・探して


おまえかーーーー。

結構小さくても、広範囲食害しやがる。



口から糸出してさ、



食い散らかした苔まとめて、巣作ってやがんの。。。



コケは他の植物に比べると、
栄養が少ない分、食害する生き物は少ないと言われておりますが、
小さな蛾の幼虫やガガンボの幼虫などが、たまに食い散らかすことも。


数匹であれば、ピンセットで摘まんで取り出していただくのが良いかと。
こいつら幼虫なので、このうちに駆除してしまえば、
卵産んで増えてしまうことはありません。


ピンセットで掴んでとかムリっ!
という、ナイーブ系の方は、
家庭園芸用の殺虫剤でも駆除可です。


あまり脅かすと、
コケなんて育てたくナーーーいと言われてしまいそうなので、
虫の写真はこの辺にいたしまして。
まあ、虫が付かない植物はありませんから。
(フェイクグリーン以外)



最後にコウヤノマンネングサの綺麗なお写真貼ってサヨウナラ...




2018年1月6日土曜日

撒きゴケで育てるタマゴケ その後~苔のむすまで~



8月24日の記事で解説した、撒きゴケで育てるタマゴケ
その後どうなったのか気になるところではありませんか?
えっ? そんな記事があったのかって??

はい。記事はこちら ⇒ https://yamanashi-michikusa.blogspot.jp/2017/08/blog-post_24.html


2018年1月6日現在の写真です。
一個一個の苔がだいぶ大きくなってきました。
そして、周りにも小さいのが発生し始めています。
黒い富士砂の中に、緑色のお星さまのようで綺麗じゃないですか。
ウットリ。

アップにすると、ドヤ。
こんな感じ。
萌えるわぁ~


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前の記事を見てもらってもよいのですが、時系列だけ、
ざっと振り返ってみましょうか。



SOILにわさわさっとタマゴケのみじん切りを蒔いたのが、
6月下旬。

小さなタマゴケが生えてきたのが、8月20日過ぎ。

見た目が良いように富士砂足して。

現在に至る。


と、いうことは、スタートから6カ月ちょっとということです。
苔のむすまで、なかなか時間がかかりますよね。
でも、これだけ時間をかけたから、より愛着がわくってこともあります。



あと半年ほどで、シャーレの中がいっぱいになる予定。
さあ、どうなることか。
また半年後に投稿します。




2018年1月4日木曜日

【ワンランク上の苔テラリウム教室とメンテ会と販売会】

新年一回目のワークショップ&メンテ会&販売会のお知らせです。
昨年もイベント開催した東池袋のエンジョイボタニカルライフ推進室で、ちょっとレベルの高い作品作りのための教室です。

【ワンランク上の苔テラリウム教室とメンテ会と販売会】

【日時】2018年1月20日(土曜)
【場所】エンジョイボタニカルライフ推進室
    豊島区東池袋2-6-2 ロイヤルアネックス205

「溶岩石着生ワークショップ前編 パーツを作る」
溶岩石に自然にコケが生えるような情景を作るテクニックが学べる教室。前編の今回はそのパーツ作り。苔の種類ごとで異なる着生方法を、3パターン実践を交えてレクチャーいたします。
☆4月頃に予定している後編で、着生したパーツを使っての作品作りを予定しています。
 前編のみのご参加でも、十分にお楽しみいただける作品が完成します。
午前の部 11:00~12:30
午後の部 13:30~15:00
【費用】5400円(税込)
【予約】https://goo.gl/forms/C5iCJfgA4hafcJzO2




「メンテナンス会」15:00~17:00
「苔が伸びすぎてしまった」「苔が汚くなってしまった」育てている苔テラリウムをお持ちください。普段のお手入れ方法から、トラブルが発生したときのメンテナンス方法まで、レクチャーいたします。
【費用】500円 ☆お直しなどで、材料が必要となる場合は、材料費実費。
【予約】ご予約なしでご参加いただけます。




「販売会」11:00~17:00
普段販売していない着生コケ作品を中心に展示販売いたします。
<販売予定作品>
着生苔テラリウム・苔テラリウム作品・ツール類・SOIL・素材ゴケなど
☆事前に購入したいものをご連絡いただければ、持って行くことも可能です。
☆ワークショップ参加以外の方でもご入場いただけます。






2018年1月1日月曜日

2018年明けましておめでとうございます

明けましておめでとうございます
本年も宜しくお願いします



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毎年、無駄に書いている今年の目標。
あまり関係ないことも多いですが、なんとなく書くことで、まとまるような気がしまして、自己満足でございます。


なんか新たな刺激が必要だなと思ったり、いや着実に一歩一歩と思ったり。
アルコール入れつつ書いているので、支離滅裂ようわからん感じですが。


【2018年の目標】

・完全週休一日制導入

・完全週休肝日一日制導入

・苔以外のことを勉強してスキルアップ

・今年も色んな人にあって、色んな話を聞く

・苔テラ本出版 〜のイベント開催

・東京教室でワークショップ・イベント定期開催。4月から月イチ目標。

・観察会、展示会を企画する。

・今ある商品を改良・改善より良いものを作ろう

・苔スポットに3カ所行く!(苔寺・三千院・奥入瀬この辺り目標)

・アトリエに趣味の植物増やしてジャングルみたくする






物欲的な・金欲目標も考えようかと思ったのですが、何も思い浮かばん。
あまりその辺の欲がないのじゃな。

2018年の終わりに楽しくHAPPYな一年であったと思えるようにするのが、一番の目標ですかね。


“地道に道草しながら一歩一歩無理なく楽しいことを考えていこう”





2017年12月29日金曜日

今年の目標って何だったっけ??

毎年、新年一回目のブログ更新で、その年の目標を書いているのですが、
2018年度の目標を考える前に、2017年の反省を。

さてどんな目標であったか、そしてその達成度合いは?!

【2017年の目標】
・屋久島、奥入瀬に行く! 
⇒いけず、、、未達
北八ヶ岳いったし、川上村いったし、まあOK

・東京で苔イベント企画開催 
⇒大阪でやったけど、東京でやってない、、未達
来年こそはと言って、はや3年。

・ネット販売の拡充 
⇒新たにBASEに登録したくらい、売り上げはあまり変化なし、、未達
もう少しマメさが必要ね。

・東京、神奈川、埼玉以外の販路開拓 
⇒名古屋に販路できた。達成
大阪・仙台・札幌・福岡 この辺に行きたいぜ。美味しいものありそうだし。

・新商品を10アイテム作る 
⇒マステとか、アクセサリーとか色々作ったし。達成
マステ、付箋、缶バッチ、アクセサリー、キット、着生、、、なんか雑貨多め

・苔テラ、和蘭、ミニ盆栽 +2カテゴリー確立する 
⇒もはや何を考える予定だったか思い出せず、、未達

・ワークショップ年36回開催する
⇒数えたらちょうど36回開催、、達成 一日複数回のも計算すると50回以上。

・車買う(やっぱりスバル車に乗りたい) 
⇒やっぱりケイバンの方が便利とあきらめ、自転車で妥協、、未達
車買うまで保有しておこうと思ったスバルの株が偽装問題で暴落

・売り上げ目標を達成して特上鰻を食べる 
⇒昨年比では落ちているけど、目標値には届いているはず。たぶん達成
いきなり特上はお腹壊しそうなので、並みにする予定。

ということで、達成しているものしていないものあり。
何がいけないかと反省するならば、年の頭に立てた目標をとちゅうで振り返ることなく、進んでいるので、何が目標であったかわからなくなっていることか。

まあ、今年は他にも楽しいことがいっぱいあったから、良かったということじゃ。
さて、あと3日。大掃除でもしながら2018年の現実的な目標を考えます。





2017年12月8日金曜日

お正月ですし、一緒に苔玉つくりませんか?




もうすぐお正月ですし、一緒に苔玉作りませんか?
赤い実を愉しめて、縁起の良いヤブコウジを使った苔玉作りです。

19日に山梨市 養老酒造
24日に調布市 tukuribaGreen

で開催します。


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苔玉ワークショップ @養老酒造酒蔵櫂
赤い実を愉しむヤブコウジを使った苔玉作りのワークショップです。
実は2ヶ月程度楽しめるので、お正月飾りにぴったりの作品が仕上がります。
雰囲気の良い酒蔵のカフェでゆるりとしたひと時をいかがですか?
【日時】2017年12月19日(火曜)13:00~14:30
【場所】養老酒造酒蔵櫂 山梨県山梨市北567
【費用】2,600円(税込み・飲み物、お菓子付き)
【定員】8名
【予約】こちらの入力フォームよりお申し込みください。
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苔玉ワークショップ @tukuribaGreen調布
赤い実を愉しむヤブコウジを使った苔玉作りのワークショップです。
実は2ヶ月程度楽しめるので、お正月飾りにぴったりの作品が仕上がります。
【日時】2017年12月24日(土曜)
午前の部11:00~12:00 ☆午前の部は満席になりました
午後の部13:00~14:00
【場所】tukuribaGreen 東京都調布市小島町1-38-1調布パルコ1F
【費用】2,160円(税込み)
【予約】TEL042-490-7272(tukuribaGreen)
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2017年12月3日日曜日

奈良県川上村にて苔の日々 三日目


さて、書き途中でした川上村での苔の日々
最終3日目、お仕事抜きの苔観察。

初日・二日目の様子はこちらの記事を。。。
https://yamanashi-michikusa.blogspot.jp/2017/11/blog-post_24.html



朝は寒いですよー、と言われたのですが、なかなかお布団ぬくとくて。
気温も山梨の方がぐっと冷えて寒いかも。


まあ流石に霜が降りて、外にさんぽへ出かけたら寒かったですが。


ハイゴケも霜でキラキラ綺麗でした。


3日目は、自分自身のお楽しみ。
水と森の源流館木村さんにご案内いただいて、川上村の苔スポットコケ観察。
やっぱり、遠出出張はお楽しみもなければね。




 

川上村の苔の特徴の一つが、石灰岩地に生えるコケなんだそうです。

(石灰岩地層というと、サンゴの化石とか、フズリナの化石とか、、、昔の趣味であった古生物心をくすぐるところもありますが)


石灰岩に生えるコケというと、そうかアルカリ環境が好きな奴なんだな。そういうことを覚えておけば栽培の役に立つかも!

⇒⇒⇒

ところが、どうも好きなわけではないようなのです。

⇒⇒⇒

耐えきれなくなった苔は茶色く

こちらは黒っぽく

カルシウム濃度の濃い石灰岩の上は、なかなか植物にとっては過酷な環境。
過剰にあると毒にもなりますので。
それで生えることのできる植物も限られ、コケも限られ、、、
ようは、耐えることのできるタイプのコケが、ここに生えているってことみたいなんです。他の場所では生存競争に勝てないから、あえて過酷な環境で勝負しているみたいな。

自生地を見ることは、コケの生育環境を知ることになるけれど、自生地は必ずしも最適環境ではないのですね・・。



もう一つが、林業の村たるところの、人工林の林床に生えるコケたち。
山々はほとんど、杉や檜に覆われているので、そういった木々の下に生えるコケにとってもパラダイスのような場所なわけです。

あまり間伐に入らないと、林の下まで光が届かずコケが生えられなくなっていくとか。光が多く届くようになると、シダや草本類といったコケより大きな植物が生えるようになり、コケが負けてしまうとか。
体が小さいだけに、他の植物の勢いに左右されやすいのですね。


さてさて、観察した苔をいくつか紹介していきましょうか。


コケ好きは誰もが憧れるオオカサゴケ



こちらも憧れの的。コウヤノマンネングサ。

コウヤノマンネングサの群落が、シダや枯葉に覆われ、
息も絶え絶えでしたので、
落葉を掃除し、シダさんゴメンナサイして。
明るくしてあげました。
(あくまで苔優先でスイマセン...


ホソバオキナゴケも可愛く蒴を出して。

トヤマシノブゴケの蒴

ナミガタタチゴケの蒴

ああ勿論この方もいらっしゃいました。
ジャゴ様


キヌヒバゴケ。
スルメの味がするらしい。
その時に教えてもらっていれば、間違えなく試食したのに。
心残りでございます。



コハネゴケ。先端の方の葉がぽろぽろ取れて、
辺りに生息範囲を広げていくという変わり者。
<身を削って分身作ろヤツ>


今回もう一つ見どころだったのが、
こちらの神社。
集落もない結構山の中に。

南朝の君がここに住んでおられたのだとか、



苔むす階段と、
コツボゴケふみふみ。。
コケ好きさんに踏むな!って怒られそうですけど、、
まあ、人が歩くために、落葉を掃いているから、
コケが生えるということなので。
ここはあえてふみふみせねば。

マメヅタとコケがイイ感じの狛犬。

とっても雰囲気の良い場所でした。


最後に看板で、ここの史跡のお勉強を。。


何か汚れていてきたないなーーー


ルーペじゃなきゃ読めないわ。


「・・言い・・」

「・・あり・・」






いえいえ、見ていたのは看板ではなく。
カビゴケですww

カビゴケは、普段は広葉樹の葉の表面などに生えるコケなのですが、看板もなかなかお好きなようで。そう、このカビゴケは良い香りがするんですよ。カビ臭いわけではないのでご安心を。




えーーーーと。
そんなこんなの3日間。

まだまだ紹介しきれていないこともありますが、
コケにまみれにまみれて来たというわけです。



ここの皆が、コケビジネスうまくいったら、また道草しに来れるぞと思いつつ、成功を祈っております。