コケ植物(蘚苔類)は、蘚類(せんるい)・苔類(たいるい)・ツノゴケ類の3つのグループに分かれます。
今回テーマのジャゴケは、苔類のグループに属します。ゼニゴケ等もこのグループ。タマゴケやヒノキゴケなど、主として育てる対象になっているのは、蘚類のグループに属するコケです。
何故ジャゴケ?って、それは、タマゴケもゼニゴケもジャゴケもみんなコケだから、育ててみたいじゃないですか!
ちなみに、室内で苔類を育てる場合、ジャゴケが一番初心者向け!
おススメなのです。
一応、ジャゴケのイイとこもPRしておきましょう。
指でこすってみ匂いを嗅いでみましょう。
ジャゴケの細胞に含まれる油体には、マツタケチオールという成分があり、
そう! あのマツタケと同じ香り成分を持っているのだ。
マツタケ、マツタケとイメージしながら匂いを嗅ぐと、マツタケに思えてくる。
光に透かせて観察しよう!
とってもきれい。ウットリ
新芽がハートみたい!
(スイマセン若干Photoshopでイジッテマス...)
さあ、そだててみたくなってきたでしょう!
鉢植え編と副題をつけているように今回は、室内鉢植えで楽しむジャゴケ!
(次回もあるのか?)
では、
ジャゴケの鉢植え作り方!
まず、用意するジャゴケは水洗いして、ゴミを洗い落としておきます。
今回植え込みに使うのは、モスポット。
その名の通り、吸水性が良く、鉢の周りにコケが生えやすい構造のポットです。
最近は普通に園芸店さんで販売されています。
鉢底にネットを敷きます。
赤玉土(小粒)
9分目くらいまで入れます。
水でよく湿らせます。
ジャゴケを置いていきます。
ジャゴケには表・裏があるので注意!
表
裏
こんな感じに並べてみました。
土とコケの間に空間ができると、すぐに乾いてしまい、
仮根が張りにくくなるので、指でしっかり押さえます。
ここポイント!
赤玉土を追い掛けします。
少し見え隠れするくらい。
完全に覆わないよう注意しましょう。
水でさらに湿らせます。
仕上がりはこんな感じ。
深めのカップを用意し、水を溜めます。
今回は見えやすいように、透明カップを使いましたが、
深めの受け皿でもOKです。
鉢の1/3程度まで水を入れて完成です。
モスポットは水の吸い上げが良いので、これで適度に給水してくれます。
育て方!
ジャゴケは水が好きです。
毎日ジョウロで水をかけてあげましょう。
カップに水を溜めておけば、数日水を与えなくても心配はありません。
ただし、水をかけてあげた方が元気になります。
カップに溜った水は週に一度程度、新しい水に交換しましょう。
置き場所は、直射日光が当たらない明るめの場所。
カーテン越しの窓際でOK。
一ヶ月ほどすると....
ぷっくり新芽が伸びてきた!
ハートと言われればそんな気も。
持ち上げてみると、仮根がびっしり土を掴んでる。
新芽の裏側もこんな感じ。
更に頑張って育てれば~~
折り重なるように、ジャゴケがもりもりやぁーー
モスポットの横にも伸びてきたぞ!
この感じ。
この感じ。。。
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