苔専門ブランド 道草michikusaのブログサイトです。苔テラリウムの作り方・育て方/コケさんぽ・苔テラリウムワークショップ・展示会・販売などの情報/コケ食やコケの香りなど色々なコケの楽しさを発信しています。/ 代表・苔クリエイター 石河英作(HIdesaku Ishiko) 著書「部屋で楽しむ小さな苔の森」
2016年5月2日月曜日
苔テラリウムの育て方 カビ対策にはこんなの使っています。
【苔テラ管理あれこれ】
カビ対策どうしたら良いんですかー?
という質問が結構ありますので、
前にも少しお話ししましたが、
コケ自体には体にカビを生えさせないような、
抗菌性を持っていますので、
元気なコケにカビがとりつくということはそんなにないです。
ただ、テラリウムの環境は、カビにとってもイキイキ環境ですので、
例えば、作製するときに、コケに付着した枯れ葉や枯れ枝などには、
カビが発生します。
そのカビがビンの中に広がってしまうことも。。。
また、虫が入ってしまった場合にもカビは発生しやすくなります。
~対策1~ 虫やゴミをできるだけ入れないようにしてあげること。
元気なコケは抗菌性が、、、と書きましたが、
当然具合が悪くなると、カビが生えやすくなります。
例えば、日に当てて蒸らしてしまった。
光合成のできない、真っ暗な場所に、置いてある。
~対策2~ きちんと面倒みて、よい状態でそだててあげましょう。
ちょっと前の記事にも書きましたが、
胞子体の茶色くなったものや、コケが古くなって茶色くなった部分には、
カビがとりつきやすくなります。
~対策3~ ビンの中で茶色くなった部分はトリミングして綺麗にしましょう。
それでもカビが出てしまったときには。
カビが生えた部分だけハサミでカットして、取り除きます。
そのうえで、家庭園芸用の殺菌剤をかけておきましょう。
ダコニール1000 や トップジンM を使っています。
規定の倍率で希釈し、暑い時間帯を避けて散布すれば、
コケに影響が出ることはありません。
早めに対処できれば、そんなに心配することはありません。
また、道草では、カビ予防のために、
青森ヒバの精油を希釈したものを、水やりの時に与えています。
水で5000~10000倍に薄めたものを使います。
500ccの水に一滴位。
濃度の濃いものを与えると、コケに悪い影響が出るときもあるので、
必ず薄めて使用して下さい。
10ccに小分けしたものをネットショップで販売していますので、
よろしければご利用下さい。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/y-michikusa/z26kc8hjfh.html
などなど、カビ対策のことかいてみましたが、
まあそれほど生えることもありませんので、
気楽に育ててみて下さいまし。
けっこう茎の途中からでた、仮根をカビと間違えるケースもありますので、
どーかな? って時には、写真をお送りいただければお答えしますので。
そんなこんなで、暖かな日が続きますが、
皆さんも楽しいコケLifeをお過ごしください。
【最後にちょこっと告知】
5月5日子供の日
JR秋葉原駅構内(中央改札口・電気街口の間の通路)にて、
銀座花粂さんとのコラボで販売行います。
13:30頃 ~ 19:30頃
こちらも是非お立ち寄りください。
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