今日のご紹介は 「ホンモンジゴケ」
寺の多い鎌倉らしい名前のコケです。
池上本門寺で初めに発見されたからこの名前なのだとか。
お寺っぽい名前のとおり、神社仏閣と密接な関係があるコケなのです。
というのもこのコケ。
銅が多い場所にはえるのだとか。
それで銅葺きの屋根が多い神社やお寺でよく見られるわけ。
屋根から雨水が落ちてくるような場所がポイント。
そのほかにも銅像のまわりとかねらい目っぽいね。
銅が好き? 銅に強い?
銅はほかの生物には害があるから、あまり植物がはえないのね。
他にも有害な金属に耐性があるコケが色々あって、
金をため込むコケなんてのもあるみたい。
そういや、会社のボイラーの煙突の下にだけ、小さな杉苔が生えてるけど、
あれも硫黄となにか関係があるのかな?
そしてこのコケ、滅多に胞子体を作らないんだそうです。
胞子体の発見は日本でも数例だけ?
ではいったいどうやって神社までこのコケはたどり着いたのだろう。。。
胞子を作るときはいっぱい作るのかなー
ますますコケって~ 生き物は不思議じゃ~
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