2018年3月26日月曜日

青木ヶ原樹海コケさんぽ「タマちゃんを探せ!」


富士山の溶岩流がつくった青木ヶ原樹海。
雪や氷が溶けて 、少しずつ春を迎えつつあり、
コケたちもゆっくりゆっく り起き始めました。

初春ならではのコケたちの様子を、一緒にのぞいて見ませ んか?


今回はまん丸の胞子体が可愛く、
苔人気NO.1のタマゴケ(通称:タマちゃん)
を探しに行きます。


タマちゃんフォトコンテストなど、
素敵な苔グッズが当たる楽しい企画もありますよ。


タマゴケの他にも、ヒノキゴケやホウオウゴケ、クジャクゴケなど
苔の見どころ満載です。






【日時】2018年4月6日(金曜)10:00~12:00 雨天決行

【集合場所】西湖コウモリ穴駐車場
山梨県南都留郡富士河口湖町西湖2068

【アクセス】河口湖駅9:10発-西湖コウモリ穴9:44着 西湖周遊バス 

【参加費】2,500円(保険込)

【持ち物】飲み物、筆記用具、(あれば)ルーペ

【服装】動きやすい服装、歩きやすい靴、上着



<企画>Pisca-Pisca いけだ





2018年3月21日水曜日

第4回コケを食べる会開催しました。目標は苔カフェ?!


第4回目となるコケを食べる会(ジャゴケの会)を開催しました。

こんなに回数を重ねることになるとは・・。


過去の開催記事はこちら。



会を重ねるごとに、レベルアップしている様子も。

今回のメニューは、
前回同様ジャゴケを使ったハンバーガー(通称:MOSS BURGER)

一つの目標は、この夏発刊予定の苔テラリウム実用書内のコラム記事に使用する写真撮影。いやこんなの本に載せて良いのか不安もございますが、編集担当さんもとっても乗り気につき、さらにはこれを載せねば道草らしさが半減するということもあり、、、


もう一つは、今までと違った参加者に食べてもらっての反応を見たかったとこ。




コケを食べる会といっても、毎回食べているのはジャゴケのみ。
(ジャゴケを食べる会なんだ)

ちょっとグロイお姿と。
爽やかで、かつマツタケのようなキノコ臭を持つ不思議なコケ。

そもそもは、そのマツタケ臭をうまく料理に使えないかってとこから始まったんだけど。
その辺の様子は過去の記事を読んでね。



4回目ともなると、かなり慣れた手つきで、
普通に食材を扱うがごとく調理。
(4回目と言っているが、試食会のための試作会を開催しているので、調理の回数はもっとなのか?)



ジャゴケを練り込んだ通称ジャゴパン
よく噛むと、ジャゴケの香りを感じることができます。



リカーにジャゴケ付けたジャゴ酒を炭酸で割ったもの。
浮かんでいるのはミント・・・ではなく、もちろんジャゴケ。


オニポテセットならぬ、ジャゴポテセット。
竜田揚げにしたジャゴケが添えられています。
(竜田揚げ。まぢ美味しい。)




始めはゲテモノ食いに近いと思われていたこのイベント。

写真でも伝わるように、普通にきれいに仕上がり。
(プロの料理人が仕上げているから...)


味も普通に美味しい。
そして、ジャゴケの風味を生かせるようになってきている。
何事も会を重ねるって大事。


そして、このお金にはならないであろう、
不思議なプロジェクトに並々ならぬ情熱を傾けるメンバーww


次回は夏に向けて、今回出てきた反省を活かしつつ、
ちょっと違った趣向のこともできたらと。


将来は、料理本にジャゴケが登場したり、
スーパーのフレッシュハーブのコーナーにパックジャゴケが並んでいたり、
妄想は膨らむわけで。


やっぱり、目標は1日限定でもよいので、
この楽しげな仲間と一緒に苔カフェをやってみたいな。








2018年3月16日金曜日

苔テラ管理あれこれ。徒長させない方法


さて、前回はひょろっと徒長してしまったときのお話をしました。
前回の記事https://yamanashi-michikusa.blogspot.jp/2018/03/blog-post_15.html

ではでは、徒長させない育て方ってどうなの?

【まずは植物(コケ)が徒長してしまう原因】
・加湿
・光の弱さ

の2点があげられます。


今回はまず、加湿を解消する方法について、詳しく解説してみましょう。


テラリウム栽培はもともと、気密性を高くして栽培する方法なので、加湿にはなりがちなのです。それによって、水やり回数が減って手間なく育てられたり、暖房の入った乾燥する室内でも育てられるわけです。



対策①>
フタあり容器で育てる場合の対策としては、マメな換気で空気の入れ替えをすること。
どれくらいすれば良いのかというと。

一日5分間程度。

朝食の時間帯だけ開けておくというのも、わかりやすいですかね。
これをやるだけでも、コケがずいぶん丈夫になります。
できない日は、もちろんやらなくても大丈夫。


※換気をマメに行うと乾きやすくなるので、通常よりは水やりの頻度を増やす必要があります。


対策②>
更に、徒長しやすい種類をうまく育てる方法としては、フタなし容器を使って、育てる方法があげられます。常に換気している状態ですね。



フタなし容器といっても、口の広さ・容器の深さが様々です。


口の広さですが、口が狭いほど、中に湿度を貯えやすく、口が広いほど乾きやすくなります。

口が狭い容器を使った方が、乾きにくいので管理しやすいですが、種類によっては徒長しやすくなります。口が広い容器を使った方が、徒長しにくくなりますが、乾燥しやすくなります。

乾燥による葉先の痛み。種類によっては、極端な乾燥を繰り返すと、こういった症状が出ることもあります。

※ヒノキゴケなどは極端な乾湿を繰り返すと葉先が枯れやすい。




次に深さを見ると、同じ口の広さでも、深いほど湿度を貯えやすく、浅いほど乾きやすくなります。乾湿のメリハリを好む種類であれば、浅い容器を選ぶのが良いですし、シットリした環境を好む種類であれば、深さのある容器を選ぶのが良いです。


※乾湿のメリハリを好む種類・・・スナゴケ、ギンゴケなど
※シットリした環境を好む種類・・・ミズゴケ・シノブゴケ・ジャゴケなど



では、乾きやすくなる、フタなし容器の場合どれくらいの頻度で水をやれば良いのでしょうか?

季節や容器の形状にもよりますが、2~4日に一度水やりする必要があります。

更に話を深くすると、スナゴケのような乾燥系は、水をダクダクにすると痛んでしまい、ゼニゴケのような葉状苔類は、完全に乾燥させると激しく痛んでしまいます。(種類によって調整が必要ってコト。その辺はとっても長い話になるので、また別の機会に←いま本にまとめているからそれまで待ってて。ぷち宣伝




ではでは、全部フタなしの容器で育てればイイんじゃないか??

そーーーなんですが。

2~4日に一度は水を補う必要があり、さらにエアコンを使用している室内は過酷。


手間がかからない・エアコンを使用している室内でも育てられるといった、苔テラリウム栽培メリットが奪われてしまうわけね。

なので、道草michikusaとしては、まずは、フタあり容器で育てやすい種類から苔テラにチャレンジしてもらうのがおススメ(下部参照)

その次のステップとして、より色々な種類を育てたいより自然に近い姿で育てたい、といった人にフタなし容器栽培をおススメしています。



まあ簡単な方法としては、フタがある容器のフタを開けた状態で育てて、乾燥する時期や、長期外出するときだけフタをしめておくのも良いかもしれません。








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フタあり容器で育てやすい種類・・ヒノキゴケ・ホソバオキナゴケ・タマゴケ・ホウオウゴケなど

フタなし容器での栽培を勧めたい種類・・ハイゴケ・スナゴケ・ゼニゴケ・ジャゴケなど

種類分けは、ホームページのコケ図鑑でも分類していますので、参考にしてください。 
http://y-michikusa.com/moss.html










2018年3月15日木曜日

苔テラ管理あれこれ。ひょろっと徒長しちゃったら。


水やりの回数が少なく、手軽に育てられる苔テラリウム。

通気がなく、湿度が高くなるため、コケにとってデメリットもあります。


その一つがひょろっと徒長
徒長しやすいか否かは、コケの種類にもよります。


◆ハイゴケ・シノブゴケ・コツボゴケなどの這うタイプや、ジャゴケ・ゼニゴケなどの葉状苔類は、特に徒長しやすいです。


◆テラリウムでも容器の気密性によっても徒長具合が異なります。
その辺りは、次回詳しく解説します。



写真はハイゴケがひょろっと育ったもの。



ハイゴケは這うように成長するから、、、
ハイゴケだったはずがっ!

本来の姿はこんな感じ




こちらはコツボゴケ

本来の姿はこんな感じ



ん?何だこりゃ。
ジャゴケです。


本来の姿はこんな感じ





伸びすぎてしまったコケは、ハサミを使ってトリミングしましょう。



ハイゴケの場合、下から2~3cm程度の位置で切り取ります。

切り取ったカスは、緑色であれば取り出さずに、
そのままでも構いません。
また、取り出して新しい容器にまきゴケすることも可能です。



さて、なんとかスッキリと。


ひょろっと徒長で育つのがNGではないです。
より自然な形で育てたい方には、次のステップの育て方も。


さて、ひょろっと徒長させない育て方については、
次回の記事で詳しく解説します。





2018年3月4日日曜日

新作 苔むす溶岩石「苔石」シリーズ

タマゴケの着生


道草michikusaの新作シリーズ
「苔石」は溶岩の石にコケを着生させた作品です。

アクアリウムショップで良く販売されている、テグスで巻き付けた着生ではなく、石に生えるように苔を仕込んで、数ヶ月間栽培し活着させたものです。
テグス巻きのものに比べると、より自然に生えた情景をお楽しみいただけます。
また、コケの仮根が完全に石に絡みついているため、簡単にはがれてしまうことはありません。

コツボゴケの着生


ヒメホウオウゴケの着生

コツボゴケとタマゴケ

ヒノキゴの着生

クジャクゴケの着生

数種類のコケを着生させたものも



ルーペで覗き込むと、さらに魅力が倍増!





作品は、フタのあるガラス容器の中で育ててください。


ガラス容器の中にテラリウム用SOILまたは、赤玉土小粒を敷き、その上に「苔石」を置いて飾ります。
◆SOILを敷かないで、ガラス直接だと中の水が腐りやすくなります。



容器に土を敷いて

水で湿らせる

苔石を配置して

フタをしめる


「苔石」活用方法の動画解説





少し大きめのものはこのような容器でも。


テラリウムのレイアウトとして、組み込むこともできます。


水槽を利用して、大小並べても綺麗です。






基本管理は通常の苔テラリウムと同じです。
2週に一度のペースで霧吹きをかけましょう。
この時に「苔石」全体が湿る用にして下さい。

苔テラリウムの基本管理はこちらをご覧ください⇒http://y-michikusa.com/kokenomori.html#sodate


1~2ヶ月に一度「苔石」を取り出し、流水で洗うとよりきれいな状態を保つことができます。



徐々に石が苔むしていくようすを、ゆっくりとお楽しみください。


◆「苔石」シリーズはこちらのサイトでご購入いただけます。

◆「苔石」を作る着生ワークショップも開催しています。
ワークショップの予定はホームページをご覧ください。