2016年12月19日月曜日

趣味の園芸1月号で苔玉紹介しています




NHK趣味の園芸1月号 ミニマルグリーンライフのコーナーで、

クリスマスローズで作る苔玉の紹介をしています。


クリスマスローズで苔玉なんて、次の年咲かないでしょ、って思われがちですが、

ニゲルとか、プチドールシリーズとか、小型のものなら、

苔玉のままで翌年開花しました(水やりは結構必要)。

案外、根を抑制しても大丈夫なものなのですね。


そのままで管理しにくければ、苔玉ごと庭植えにしたり、鉢植えにする方法もありですよ。















2016年11月30日水曜日

苔テラリウムの育て方 寒さには強い?弱い?

こんにちは。

最近めっきり寒くなりましたね。

私の住む山梨市はほぼ毎朝氷点下。

車がガチガチで嫌な季節になりました。。。


さて、苔ちゃんって寒さにどうなの?って質問をいただきます。

道草で扱っている苔は日本に自生している種類なので、

どれも寒さには強いです。


苔テラとして管理するなら、凍らない程度にしておいていただければ大丈夫。

タマゴケなどは、10℃前後の低い温度の方が成長が良かったりします。


まあ、関東の方はなかなか室内で凍ってしまうなんてことはないでしょうが、

ありがたいことに、ネットでのご注文は東北・北海道など寒冷地からも。

山梨県でも標高の高いエリアでは、室内でもマイナスになることありますものね。

特に窓際とか。


うっかり苔ちゃん凍っちゃった!!!

さて、そんなときのアドバイス。

苔ちゃんは凍っても平気です。

まず。焦らない。


温めて解凍すると、細胞が壊れてダメージがでます。

これは、冷凍のお肉を冷蔵庫の中でゆっくり解凍するのと同じ。

自然に溶けてくれば、イキイキしますので安心して下さいまし。


ちなみに、他の植物でも、誤って凍らせてしまった場合。

温めて溶かしちゃダメですよ。

基本は自然解凍です。







2016年11月18日金曜日

ウサギゴケ


ウサギゴケ。

苔じゃないけど、コケと名に付く植物。

実物は小さな花だけど、ウサギのようで可愛らしい。

こんなかわいい顔して、じつは食虫植物。

可愛い子ほど、凶暴だったり・・?







2016年11月16日水曜日

鮮やかな青! タビビトの木のタネ



今年も旅人の木のタネが入荷しました!

2016年収穫した新鮮なもので、色が鮮やか。

この青! 不思議ですよね~

よく着色ですか? と聞かれるのですが、

天然の本物の色なのです。


 
マダガスカルに自生する植物の種で、

葉の根元に水を貯めるので、旅人の喉を潤したとか、

同じ方角に葉を広げるので、ジャングルで方角を知るの利用されたなどの逸話があります。



日の当たらない場所においておけば、2〜3年はこの色を保ちます。









下記サイトにて販売しています。

Lサイズ 5400円

Sサイズ 2700円



代引き・振込でのお取引をご希望の方は、メールにてお問合せ下さい。






予定などなど


本格的に寒くなってきましたね。

苔テラ栽培にとっては、とっても良い季節。

夏の間ぐったりしていたタマゴケも、新芽が出てきて、鮮やかになっています。



告知しておりました、

11月23日 秋葉原での販売イベントは延期となりました。。。

楽しみにしていただいた方には申し訳ありません。



11月26・27日には、東京ビックサイトで開催される「デザインフェスタ」に出店します。

水槽にレイアウトした、かなり気合の入った作品をもっていく予定。
(いま、一生懸命仕込みしています!)


ここでしか出会えない作品探しに来てください。


ブースNO.H-36
2階の暗いゾーンにおります。


デザインフェスタ公式サイト http://designfesta.com/



皆様にお会いできるのを楽しみにしています!






2016年11月3日木曜日

紅葉の会 @Garden Cafe home




11月20日

兵庫県三木市のGarden Cafe homeさんで開催の、

「紅葉の会」に参加します。


座学形式で、いろいろな苔と戯れながらお話しをする予定。

作品展示の販売もあります。




イベント詳細・ご予約は、下記のURLよりご確認ください。






2016年11月2日水曜日

Moss Terrarium展 @SOZO




昨年も展示させていただいた、

表参道のヘアサロン

SOZOさんで、今年も道草の苔テラリウム展示をしています。

「Moss Terrarium展」


期間:10月25日~12月26日
☆会期の途中で入れ替えあり


今回は水槽に入った大型の作品が目玉です。






















オシャレな街の、オシャレな美容室で

展示何てドキドキ。








2016年10月6日木曜日

苔テラリウムの育て方 カビ? 仮根?


涼しくなったかと思ったら、

急に暑くなったり、

皆さんは体調崩していませんか?

今日は、救急車がやたらと走る走る。

熱中症でしょうか・・。


さてさて、最近コラムにしていなかった、

苔テラ管理あれこれ、


最近問い合わせがおおい、

仮根なのか? カビなのか?



写真はテラリウムにしたシッポゴケ。

何やら白いカビが!



こちらもテラリウムにしたシッポゴケ。

こちらにも白いカビが!!




実は最初の写真の白いものはコケの仮根なんです。

根とつくから、土の中にしか生えないイメージがありますが、

成長している茎や葉からも仮根がでるんです。

恐らく、コケが生えている岩や樹皮に張り付こうとしているんですね。


だから、ガラス面に接していたり、

レイアウトに使った石に接している部分からは、

仮根が出やすくなります。


さて、話を戻しますと、

写真のシッポゴケ。

いまが一番イキイキ伸びるシーズン。

なので、仮根もモリモリ出てきます。

そんなこんなで問い合わせが多いのですね。




一方こちらは、カビです。

原因はしばらく乾燥させてしまって、

コケの先端が痛んでいました。

元気なコケはカビを寄せ付けないのですが、

痛んだ部分が出てくると、そこにカビがとりつきます。


そんな時は焦らずに。




まずは、カビが出ている部分や、

コケが痛んで茶色くなった部分を切り取ります。



切り取ったカスは、ピンセットで丁寧に取り除く。

基本はそれだけでOK。


広範囲にカビが出てしまった場合には、

家庭園芸用の殺菌剤を使ってください。
トップジンM ・ ダコニール など


また、カビ予防には、ヒバオイルを薄めたものを霧吹きしておくと効果的です。

500ccの水に2滴程度たらし、よく混ぜたものを水やり代わりに使ってみてください。



青森ヒバオイルはこちらでも販売中。




結局のところ、仮根だかカビだか見分けがつかないってときは、

写真をメールでいただければ、アドバイスいたします。

カビの場合も早めに対処すれば、問題ありませんので、

気軽にお問合せ下さいませ。




2016年10月1日土曜日

「苔展」 @Blossom増坪店



「苔展」と題して、山梨の小さな花屋さんの一角が、コケだらけになっています。

水槽に作製した作品などの展示販売や、ツールや素材の販売も!

見るだけでも楽しめますので、是非覗きにいらしてください。



【期間】2016年10月1日~14日

【場所】Blossom増坪店 甲府市住吉本町1188 イツモア内

















2016年9月14日水曜日

苔テラリウム栽培相談イベント @有楽町ロフト


昨年も開催した、有楽町ロフトでの苔テラリウム栽培相談イベントを開催します。

有楽町ロフト店頭にて、苔テラリウムの管理方法や作り方をレクチャーいたします。
苔テラリウムの簡単な作製方法も実演する予定です。

メンテナンスツールや、ガラス容器など、普段置いていない商品も並べます。
お時間ありましたら、是非覗きにいらしてください。

【日時】2016年9月18日(日曜) 11:00~18:00頃

【場所】有楽町ロフト http://www.loft.co.jp/shop_list/detail.php?shop_id=199






2016年8月20日土曜日

青木ヶ原樹海にてコケ散策


屋久島あきらめたかわりに近くの苔スポットを回る夏2016

金沢・北八ヶ岳に続いて 第三弾。



青木ヶ原樹海にコケ散策へ。

西湖のコウモリ穴 駐車場から、散策路があります。

竜宮洞を通って、コウモリ穴にもどるコースで歩いてみました。

3kmくらいなので、たいした距離ではないのですが、

まあ、コケを見ながら、写真を撮りながらはなかなか進まないのです。






富士の樹海といえば、自殺の名所的な怖いイメージがありますが、、、

すれ違う人が少なく、明るいうちはワクワクコケ観察していたのですが、

流石に曇ってきて、薄暗くなるとちょい怖い感じがしました。






一度、自生環境を見てみたかったクジャクゴケ。

まさにクジャクが羽を広げたようなお姿は、コケ萌えします。

ちょうど胞子体が伸びていく途中で、これまたワクワクな状況。





これまた、まだ自生環境を見ていなかったコウヤノマンネングサ

やっぱり、フジノマンネングサと同じように落ち葉が堆積するような場所に生えています。

フジノマンネングサよりは標高が低い場所に生えるようで、

北八ヶ岳や清里には生えていません。

(今回散策したエリアが、標高900m)

コセイタカスギゴケ と イワダレゴケといった、亜高山帯に生えるコケも

かろうじて見ることができました。

そういう意味では贅沢なエリアか?




テッパンで誰が見てもきれいなのは、ヒノキゴケですかね。





大きな群落がいくつも見られたのですが、

倒木上のものは茶色が目立ち、地面に生えたものは青々していました。

基物の違いで、どうしてこのようなことになるのか気になるところ。

栽培のヒントになるものが落ちているのも、自生地。



コケの自生環境とともに今回写真に撮っておきたかったのが、

溶岩石に生えたコケの様子。

これまでも溶岩石をレイアウトに組み込むなど、

富士の樹海をイメージした作品を作ってきましたが、

やっぱり、岩に生えたコケの様子を再現してみたい。

そう思うのです。










夏の間にもう一カ所くらい行けるかしらと、

欲張りにおもう今日この頃。

そして、来年こそは屋久島へ行くのだ。